三島市の穴場紅葉スポット・「玉澤妙法華寺」の場所ともみじの見頃
2013-12-07T18:00:29+09:00 2013/12/07
「妙法華寺」は日蓮宗の本山で、六老僧第一の高弟である「日昭上人」により鎌倉に創建されたお寺です。
由緒によれば、その後に、徳川家康の側室養珠院「お万の方」が大檀越になり、この地に移転されたそうです。
そして、お万の方の長男(徳川頼宣公)や次男(徳川頼房公)、江戸城を築城した太田道灌家の厚い庇護を受けることになります。
また、徳川家の家紋「葵」の使用を許された数少ない由緒ある古い寺(古刹(こさつ))であるとも記されています。
「玉澤妙法華寺」は三島市玉沢地区の山間にあり、この辺では桜や紅葉の名所として知られています。
ただ、所在地が良く分からないこととアクセスがあまりよくない事で、他県の観光客はもとより県内の人にもそれほど知られてはいない場所の一つです。
三島市では既に「楽寿園」と「三嶋大社」の紅葉は紹介しましたので、今回はこの「玉澤妙法華寺」の紅葉を紹介したいと思います。
「玉澤妙法華寺」の場所ともみじの見頃・メニュー
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「玉澤妙法華寺」の場所・アクセス
地図ではこの位置になります。
沼津方面から国道1号線を東に向かうと「三島警察署」の前に案内標識が見えてきます。
この「谷田」交差点を右折すれば、後は道なりに直進です。
写真はクリックで拡大します。
暫く行くと「玉澤総門・本山妙法華寺」と記された立派な門が見えてきます。
ここから、「玉澤妙法華寺」の敷地なのでしょう?!
玉澤総門から3・400m程入ると山門らしきものがあります。
ここをくぐるとすぐに駐車場です。
三島駅から東海バスが出ています。玉沢行きで終点下車、約20分。
境内の紅葉
中門は駐車場の上のほうに位置しています。
日蓮聖人の石碑がありました。
案内図と由緒等が書かれた看板が出ています。
中門。その正面が本堂の「玉澤道修」。
庭の方を見ると色鮮やかなもみじ(たぶんイロハモミジ)が何本かありました。
左下のもみじの横にあるのはたぶんサザンカだと思います?!・・・この花もきれいに咲いていました。
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右下は鐘楼(しょうろう)。鐘を鳴らす所です。
これらの他に、中霊殿や中庭の方にもきれいに色づいたもみじが何本か見えました。
ここは11月の中旬位から色づき、12月の初旬位まで見頃が続くと思われます。
11月の下旬に行ったのですが、既に落葉が始まっていました。
石垣と塀の外から見れる紅葉
駐車場から中門へ続く道沿いにもみじの木が何本かありました。
紅葉名所と言われる修善寺や川口湖なんかに比べると、その数は少ないのですが見ごたえはあります。
最も見栄えがしたのは下のもみじ。
ここだけはまだ赤く染まっていませんでしたが、塀の外に垂れ下がった古木の枝が素晴らしく絵になっていました。