伊豆の穴場民宿と混まない海水浴場・南伊豆「中木」
2013-06-11T18:00:48+09:00 2013/06/11
中木は入間から石廊崎方面に少し行ったところにあります。
石廊崎と入間の中間地点だと思います。
ここも伊豆半島のほぼ最南端です。
オンシーズンはともかくオフシーズンともなれば観光客の姿はちらほらで、この地へ訪れるのはほとんど釣り客のみでしょう。
南伊豆町に属しますが、伊豆半島の西側に位置しており、穴場的な景観をいまだに維持している地域です。
入間方面からはこの案内看板を右折します。
南伊豆「中木」・メニュー
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中木への行き方
大きな地図で見る
石廊崎側からでも入間側からでも、海岸線を走る１６号線から上の案内看板を曲がります。
中木に行くにはこの入口しかありません。
しばらくいくとすぐ集落が見えてきます。
その先はすぐ漁港です。
写真はクリックで拡大されます。
中木の概要
- 世帯数・・・７５
- 人口・・・男８９・女９７
民宿は下記の２１軒があります。
「友三」「リゾートインＴＡＫＥＭＡＲＵ」「浜野の家」「月の子」「にいや」「殿羽根」「大正丸」「弥七」「庄家」「松平」「かずさ」「甚四」「平次」「伝次」「かじや」「清八屋」「山吉」
住所や電話番号、料金、アクセス等の詳細はページ下の「詳細情報・関連記事」をご覧ください。
海岸線沿いにも民宿の案内看板が設置されています。
静かな漁港はアオリイカのポイント
中木の港は「三坂漁港」というみたいですね。
リアス式海岸のかなり入り込んだ地形になっているので静かです。
漁港の入口には公衆トイレが設置されています。
漁協の鮮魚販売所もありますので魚が釣れないときはここで御土産が買えますよ。
ボートがありました。
名前が書いてありましたから民宿で貸し出しているものかも知れません。
静かな入り江には鴨の夫婦が仲良く泳いでいました。
かなり近くまで寄ってきたので居ついているのかも知れませんね。
堤防は漁港の両側にあります。
どちらでもアオリイカを狙う釣り人がいました。
この辺の水中を見てみると、海草がいっぱい生えています。
アオリイカは春から初夏にかけて産卵をします
。産卵場所はこのようにある程度の水深がありホンダワラやカジメといった海草が生えている場所です。
エギという魚に似せた疑似餌で狙う方法と、アジやボラの子（いなっ子）を泳がせて釣る方法が一般的です。
活餌のほうはウキ釣りもありますが、今は「ヤエン」と呼ばれる釣り方が一般的になっています。
疑似餌（エギ）と活餌どちらが釣れるかと言うと、やはり活餌でしょう。
ただ、餌の確保が面倒なこともありエギで狙う人が増えています。
ちなみに餌となる生餌の鯵は下田や土肥、沼津等の釣具店で販売されています。
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中木の海水浴場は穴場！！
ここには海水浴場が２つあります。
一つは漁港の右側に設置されている遊歩道を奥まで行った所にあります。
道は写真で見ると細く見えますが歩くには十分です。
防波堤を越えて奥まで続いています。
途中には大きな穴。
海は海草がたくさん生えています。それだけ汚染されていないということでしょう。
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ここが海水浴場。名前は「戸外浜海水浴場」というそうです。
小さな入り江ですが水は透き通っています。
秘境の海水浴場「ヒリゾ浜」
中木の海水浴場と言えば知る人ぞ知る「ヒリゾ浜」。
地図で見るとこのようになります。
ここは中木の港から船で行くことになります。
渡船で行く海水浴場としては全国的にも珍しいもので、「大根」と呼ばれる島との間に位置しています。
透明度は抜群で潮の流れもありますし、魚の隠れ家となる岩も点在していますので多くの魚を見ることができます。
渡し賃は大人（中学生以上）１０００円・子供（４才以上～小学６年生）５００円。
秘境のような海岸ですがさすがに夏休みは混むようですよ。
遊泳期間や遊泳時間が限られています。
また、ここに渡してくれる船も限定されていますので事前に調べておくようにしましょう。
遊泳期間や渡し舟の詳細はページ下の「詳細情報・関連記事」をご覧ください。
中木の釣り
中木も磯釣りのメッカです。
シーズンになると関東一円から釣り客が集まります。
沖磯は「カツオ島」「沖牛根」「岡牛根」「大通し」「ニ八」「平根」「前棚」「権力」｢塔島｣｢サバ根｣｢白根｣｢下カガ根｣｢平床｣｢イガミ｣｢九石｣｢アミダ｣｢ケサカ｣｢ツリキリ｣｢新宿｣｢君掛根｣｢サバ根」といった一級磯が点在します。この辺の磯は潮通しが良いことで知られています。
渡船は「武丸・0558-65-0621」「重五郎丸・0558-65-0106」「浜の家丸・0558-65-0798」。
対象魚はメジナ・イシダイ・イサキ・マダイ・ブダイ・アオリイカ・モロコ・各種青物等。
特に冬場のメジナはおすすめです。