伊豆の穴場民宿と混まない海水浴場・南伊豆「子浦」
2013-04-30T18:00:29+09:00 2013/04/30
松崎から「道部(みちぶ)」交差点を右折し雲見温泉までの西伊豆町を通り過ぎ、南伊豆町に入ってしばらく走ると大きな湾、「妻良湾」が見えます。
下の写真では見えませんが、この湾には左右に集落があり、海に向かって右側が「子浦」で、左側の集落が「妻良」です。
この辺はまだ西海岸ですが行政上の区分では南伊豆町に属します。
「子浦」は「こうら」と読むと思うのですが、ほとんどの人が「こおら」と呼んでいます。
たまに地元の人と話をしたり、道を聞くようなとき、話が見えないこともあるので注意が必要です。
湾はかなり広大で、湾の入り口になる沖側には左右に長い堤防が作られています。
上の写真ではそれほど大きくは見えませんが、近くで見るとこんな感じ。
高さ奥行き約5m、2つの全長は船道も含め約400m。
南伊豆「子浦」・メニュー
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子浦の入り口と駐車場
子浦に行くには、136号線から細い道を海岸に下ります。
下り口は二つあり、雲見方面から行くと大きな看板が出ているので分かり易い。
ここからだと一つ手前の集落「落居」へも下りることができます。
もう一つは主に石廊崎方面から行くときの下り口。
ここを下りていくと大きな駐車場があります。
駐車場の横には子浦の観光案内看板が出ています。
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子浦の人口と世帯数・民宿の数
全国的に高齢化は進んでいますが、これまで紹介した西伊豆町の数々や南伊豆町でも例外ではありません。
子浦は東子浦と西子浦に分かれており、世帯数が137。人口は西が158人東が115人。合計では273人と手前の集落「伊浜」とほとんど一緒です。(2013年統計)
それでも、200人を大きく超える人口ですから「南伊豆町の中地区」の中ではまだまだ多いほうです。伊浜と子浦の間にある「落居」や妻良の先にある「吉田」では30人を割っているのですから。
海岸は砂浜が広がり、沖の堤防の影響なのかすこぶる静かです。 集落は湾と裏側の山の間に横に広がるように家が建てられています。
民宿は23軒です。
特に温泉民宿というわけではないようですが、ここも地元で定置網や一本釣りで水揚げされた新鮮な魚介類を十分に味わうことができるとうことで、昔から根強い人気を誇っています。
参照
子浦の海水浴場
とにかく湾の中は静かです。また、混んでいません。
海水浴場はそこそこの広さで、波が穏やかです。というか波はほとんどありません。
以前、台風が去ったばかりのころ行ったことがあります。他の海岸や浜は結構なうねりや波があったのですが、ここはまったく波は無くベタベタの海でした。
子供連れにはもってこいだと思います。
今はシーズン前ですから浜は整備しているようですが、静かなことは下の写真から伝わると思います。
海開きは水質調査が終了してからです。毎年のように「AA判定」ですから水質には問題ないでしょう。
例年でみると7月の第2週あたりが海開きです。下田の弓ヶ浜海水浴場と同時に行われると思います。
ちなみに「AA判定」とは水質の調査結果の分類では最も良いランクで、透明度は「全透(1m以上)」、ふん便性大腸菌群数は「不検出」となります。
子浦の釣り
- 堤防からの五目釣り・・・季節によりアジやイワシ、クロダイ、アオリイカが、等
- 沖堤防での釣り・・・漁船が堤防に渡してくれます。メジナ、アジ、アオリイカ、イナダ(ワカシ・ワカナゴ)・カンパチ・キス等。
- 船釣り・・・遊漁船が何隻か営業しています。全て仕立てで乗り合いはありません。釣り物は季節により変わります。
- ボート釣り・・・貸しボート店は「拡日丸」や「亀丸」。湾内ではアオリイカやアジ、イワシ、シロギス、カサゴ、イナダ(ワカシ・ワカナゴ)・カンパチ等が狙えます。
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