修善寺温泉の紅葉の見頃・桂川沿い「竹林の小径」から「楓橋」
2013-11-26T18:00:35+09:00 2013/11/26
修善寺温泉街を流れる修善寺川、通称「桂川」の「とっこの湯」から上流にかけては「竹林の小径」という遊歩道が造られています。
福地山修禅寺から歩いて行くことができます。
ここはもともと孟宗竹が生い茂っていた場所で、この竹を有効利用しようと何回かに渡り300m程整備し、石畳が敷き詰められた中間あたりには大きな円形のベンチも置かれています。
桂川には橋が5つ掛かっています。
この橋は願いをかけながら渡ると恋愛が成就すると言われているもので、橋を全て渡る「恋の橋めぐり」には多くのカップルが訪れます。
川沿いにはもみじの木が植えられており、鮮やかに見頃を迎えていました。
「竹林の小径」から「楓橋」の紅葉・メニュー
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「竹林の小径」の場所・行き方
独鈷の湯(とっこの湯)の脇から入って行きます。
ここは以前、裸で入れた無料温泉でしたが今は無料の足湯になっています。
地図ではこの位置。
入口には案内標識が出ています。ここから130m程上流です。
写真はクリックで拡大します。
途中には「河原湯」という足湯も設置されていました。
これも無料で1度に6人位利用できます。泉質はアルカリ性単純温泉。筋肉痛などに効果があるそうです。
右下が入口付近。みごとにもみじが色づいていました。
「桂谷八十八カ所」という標識が出ていますが、これは修善寺の里山に点在する八十八の札所を三日間にかけて巡る行事の案内看板です。
昭和の始め修善寺の老師が発願したそうです。
詳しくはページ下の関連記事をご覧ください。
「桂橋」付近の紅葉
桂橋が見えてきました。
恋の橋めぐりは下流から、渡月橋(みそめ橋)・虎渓橋(あこがれ橋)・桂橋(むすばれ橋)・楓橋(よりそい橋)・滝下橋(安らぎ橋)と掛けられており、それぞれ別名が付けられています。
下は橋の上から見た紅葉。
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国の登録文化財の宿「新井旅館」
川沿いには幾つも有名旅館があるのですが、下は国の登録文化財に指定されている「新井旅館」です。
日本画家の横山大観など、多くの文人墨客(ぶんじんぼっかく)が滞在した老舗旅館で、数多くの日本画や文学作品が生まれたそうです。
平成10年の9月に客室や大浴場の建物が国の登録有形文化財に登録されています。
懐石料理をセットにした日帰り入浴プランなどもありますので時間が無い人でも利用できますよ。
詳しくはページ下の関連記事をご覧ください。
「竹林の小径」から「楓橋」
これが「竹林の小径」。ここでは毎年様々なイベントやライトアップが企画されています。
途中には茶処や和風ギャラリーなどがあります。
円形のベンチも孟宗竹でできています。
下が「楓橋」。別名は「よりそい橋」です。
ここの橋から見る紅葉もすばらしい。
まだ、青いもみじをありましたから見頃は11月下旬まで続くと思われます。