南伊豆で最も浅いが魚影は濃い「下流港」堤防周辺の釣り
2014-06-28T18:00:33+09:00 2014/06/28
下流(したる)は16号線を南下すると小稲地区の次にある集落です。
この下流周辺だけはかなり広範囲に浅瀬が広がっているという、ちょっと他とは違う特徴を持つ地域です。
沖磯も数多く点在しているので渡船も営業しています。
かなり昔になりますが、釣り雑誌で、下流で40オーバーのメジナが爆釣・・・などといった特集が組まれてから特に注目されるようになったところです。
ここの沖磯の中で最も沖側に位置するのが「沖平根」です。
その周辺でも棚は2ヒロ前後と浅い。
陸側の磯でも水深はほとんど変わりません。
浅くてもここは根が複雑に入り組み、カジメなどの海藻も密集しているのでプランクトンも多く、それを食べる魚や貝類も豊富に生息します。
堤防周辺で釣りの対象となるのは主にメジナ、クロダイ、アオリイカ、海タナゴ、カサゴ、ソイ等。特にメジナとクロダイは周年狙えます。
沖磯ではこれらに加え、イシダイやイサキ、真鯛、サヨリ、ブダイ、ヒラスズキ、回遊魚が季節により狙えます。
ここは沖磯初心者の方でも棚が浅いので攻めやすいのが特徴です。
堤防釣りに限界を感じたら渡船を利用してみるのも良いと思います。
「下流港」堤防周辺の釣り
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「下流港」の場所・アクセス
地図は「下流地区」全体の地図です。
「民宿坂下」の目の前にあるのが漁港です。堤防は港の両側にあります。
手石・小稲方面から16号線を石廊崎に向かっていくと海岸沿いに見えてきます。
堤防は港の両側に2本。どちらも約50m位だろうか?
写真はクリックで拡大。
駐車場は漁港の真ん中付近に整備されています。
「下流港」のポイント
東側堤防
釣りができるのは主にテトラポットからになります。
ここのテトラは比較的乗り易い形状をしています。
ポイントは中ほどから先端にかけて。
フカセや根魚釣りはテトラや根の際を丹念に探るようにしましょう。
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内側に停泊しているのは漁船の他に渡船「坂下丸」。
港の中でも水温が上がれば小魚は釣れると思います。
西側堤防
港の西側にある堤防。
道路沿いの下に堤防へ行く道があります。
ここも周囲は浅いので釣りになるのは先端付近。
南西風が強い日でしたがここは静かです。
この日も2人釣り人が居ましたよ。