夕陽丘休憩所から見た西伊豆の穴場民宿・混まない海水浴場「伊浜」
2013-04-29T18:00:37+09:00 2013/04/29
伊浜は伊豆半島の西海岸沿い136号線を南下して行き、西伊豆町最後の集落「雲見」を通り過ぎ南伊豆町に入って最初の集落。西海岸にある南伊豆町最初の集落ということになります。
伊浜に行くには136号線から、海岸のほうに下ることになります。ここは細くて急な坂道が海岸まで続きますので始めて行く人は注意が必要です。
雲見方面から行くと「波勝崎」の野猿公園の入り口と同じ所に看板が設置されていますのですぐ分かります。
石廊崎方面から来た場合は、この入り口から南に1km程行ったところにもう一つの入り口がありますのでそこから下りることになります。
今回は136号線から見下ろすことができる「夕陽丘休憩所」から伊浜を見てみました。
混まない海水浴場「伊浜」・メニュー
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伊浜の人口・世帯数・民宿の数
「陸の孤島」という言葉が今でも通用するような風景です。
2013年の人口統計表では、人口は272人。世帯数は111世帯となります。
民宿は2002年の統計では全部で17戸。
特に温泉民宿ではないようですが、各部屋やお風呂から見える海の景色は絶景。 特に秋から冬の間、海に沈んでいく夕日は素晴しい。
料理はいせえびやあわび、地魚の船盛り等、新鮮な海の幸を十分に味わうことができます。
西から行っても東から行ってもアクセスは良くありません。
そのため、お盆やGWといった行楽シーズンであっても極端に混雑するというとはなく、のんびりした休日を過ごすことが可能です。
伊浜の観光・海水浴場
伊浜の集落内には特別な観光施設はありません。逆に言えばそんなものはないからこそ行きたくなる、という位どこか癒される自然美です。
ただ、付近には幾つかの観光地がありますのでそちらを紹介致します。
波勝崎苑・海水浴場
伊豆国立公園に指定されており、野猿公園で知られています。
伊浜への降り口と一緒のところに看板が出ていますのですぐ分かります。
海水浴場は猿園の一部にあります。猿が寄ってくるので持ち物には注意が必要です。
マーガレット狩り
伊浜はマーガレットの産地として有名です。その生産量は全国有数です。
そのため、伊浜上を通る136号線。小浦から雲見までの約15kmをマーガレットラインと呼んでいます。
「マーガレット狩り園」もオープンしています。
4月25日から5月15日までの間は一人10本まで無料で提供してもらえます。
ササユリの里「天神原植物園」
南伊豆町天神にある植物園。
伊浜の集落の近所にあります。
面積は10,000㎡。1,500種以上の山野草や湿地植物が植えられています。
海水浴場
海水浴場といっても伊浜港の中の浅い部分(船揚場)と、伊浜港の横のゴロタ浜になります。
港の中といっても透明度はすこぶる高く、海底まで見えます。
ただ、深い所もありますので浮き輪の着用など注意が必要です。
ただ、混雑することはないので穴場的海水浴場です。
写真はクリックで拡大します。
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伊浜の釣り
伊浜は磯釣りのメッカです。
ササラ、立島、灯台下、黒島、はずれどこ、トンガリ、丸島、マナイタ、ハラモ、ワタリ、ハサミ、といった沖磯が点在しています。
春から秋はイシダイやイサキ、冬から春先はメジナやブダイを求めて遠方から釣り客が訪れます。
- 防波堤からの五目釣り・・・季節によってメジナ・アオリイカ・スズキ・カサゴ・アジ・イワシ・サバ・キス、等が狙えます。
- 渡船での磯釣り・・・「宝洋丸」と「重吉丸」という渡船民宿があります。メジナ・イシダイ・イサキ・ブダイ・マダイ・モロコが対象魚です。
- 地磯やゴロタ浜からの釣り・・・地磯は『ワレマ」という磯がありますが、かなり歩かなくてはなりません。ゴロタ浜からはメジナやカサゴ、キスが狙えます。
参照先・関連記事
夕陽丘休憩所
ちょうど伊浜の上あたりの国道136号線沿いにある休憩所。
ここには西伊豆の絶景を見渡せる展望所が併設されています。
晴れた日は富士山も見えると思います。
夕陽丘キャンプ場
夕陽丘休憩所のすぐ前に入り口があります。
このキャンプ場からも西伊豆の絶景と駿河湾が一望できます。
キャンプスペースは20区画程。
炊事流し台が4つ、ウォシュレットが付いたトイレが男女で7つ、他はシャワーや下水道が整備されています。