富士登山道「吉田ルート」・富士スバルラインで富士山五合目へ
2013-09-01T10:00:53+09:00 2013/09/01
世界遺産登録が決定して以来、空前の注目を浴びている富士登山。
標高１０００ｍも無い達磨山ハイキングで、足が３日ぐらい上がらないような思いをしたので富士山頂までの登山はとても無理！！
せめて五合目までは行ってみようと、マイカーの規制が解除された富士スバルラインを使って五合目に行って見ました。
因みに、２５年８月のマイカー規制は２日１７時から２５日１７時までです。
この間は定員１１人以上のマイクロバスを含むバスとハイヤー、タクシー、指定車、許可車、下山車両、身体障害者乗車車両（身障者手帳又は療育手帳を携帯すること）以外の自家用車は規制の対象となりスバルラインを通ることはできません。
スバルライン入口に設けられている「山梨県立富士北麓駐車場」に車を停め、そこから専用バスで登ることになります。
この時の料金は、駐車場の料金が１台につき１０００円。バスの料金が一人１８００円。
４人家族で行けば五合目まで行くのに１万円近くかかるということになります。・・・高っ！！
下の写真がマイカー規制のとき停める「山梨県立富士北麓駐車場」です。
この入口を入ると、５００台以上停められるような駐車場が設けられています。
富士スバルラインで富士山五合目・メニュー
- 富士スバルラインの場所と全長・見どころ
- 途中から歩く
- いよいよ五合目へ
- レストハウスの混雑ぶり
- 富士山五合目簡易郵便局
- 広場にある撮影ポイントと馬車
- レストハウス展望所からの眺望
- 富士山五合目総合管理センター
- ハイキングコースもあった
- こけももソフトクリームを食べてみた
- 詳細情報・関連記事
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富士スバルラインの場所と全長・見どころ
地図ではこの位置。
途中までは、以前紹介した「船津胎内樹型」への行き方と一緒です。
「船津胎内樹型」は、「胎内洞窟入口」交差点を右折しましたが五合目へ行くにはこの交差点を直進します。
しばらく行くと料金所とその横にトイレがあります。
乗用車の料金は往復で２０００円です。
スバルラインは河口湖から五合目までは約３０ｋｍ。この料金所から４０分くらいかかります。
写真はクリックで拡大します。
一合目・標高１，４０５ｍ
比較的走りやすい道路で、しばらく森林帯のドライブを楽しんでいると「一合目下駐車場」が見えてきます。
ここの標高は１，２９１ｍ。トイレが完備されています。
この先が「１合目」。標高は１，４０５ｍ。
二合目・標高１，５９６ｍ
標高が高いためかちらほらと白樺の木が生えています。
二合目は１，５９６ｍ。自転車でチャレンジしている若者？がいた。
樹海台駐車場・標高１，６６３ｍ
ビューポイントのひとつ。ここにもトイレがあります。
眼下に拡がるのは河口湖や西湖、青木が原樹海です。
三合目・標高１，７８６ｍ
この辺からガスがかかってきました。
大沢駐車場・展望台
標高は２，０２０ｍ。
ここには展望台の他、トイレや休憩所があります。
ここは４合目のすぐ下になる休憩所です。
ここの展望台から見える景観図があるのですが、ガスがすごくて全く見えません。
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迷惑行為となる注意事項が各国の言葉で書かれている看板がありました。
露天営業やゴミ捨て、植物や岩石の採取は禁止されています。
四合目・標高２，０４５ｍ
標高は２，０４５ｍ。相変わらず真っ白です。
五合目入口・奥庭自然公園
ここは五合目手前２ｋｍ位のところにある自然公園です。
展望所が自然林の奥に造られいています。
途中から歩く
料金所で表示されていた駐車場の待ち時間は約１時間でした。
ここまで来るのにだいぶ帰る車があったのでそこまでは待たないだろうとたかをくくっていましたが、道路沿いになにやら車が停まっています。・・・もしかして待ちくたびれてここに車を置いて歩いていったのか？？？
交通整理の人に聞いて見るとやはり予想したとおり。五合目手前１，８ｋｍ位から車が停められていましたが、ここから歩いて行った人のものでした。
五合目手前１ｋｍ位行ったところで、偶然１台だけ駐車スペースが空いた。即決で歩くことを決断。
１ｋｍ位なら１５分位で行けるでしょう。
いよいよ五合目へ
やっと見えてきた。
なんだかんだで、ここまで来るのに１時間以上はかかっています。
いつしか霧も消えすばらしい眺望が期待できます。
登山口というイメージとはかけ離れている感じの建物と大駐車場。
１日何人訪れるのだろう？以前から人気はあったと思いますが、世界遺産登録で確実に観光客は増えていると思います。・・・すごい経済効果！！
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レストハウスの混雑ぶり
一際目立つのが両脇にあるレストハウス。右側の建物の上は富士山の頂上が見えます。
何処もすごい人の数ですが、最も目立ったのは「富士山めろんぱん」。
ここで焼き上げている１個２５０円のめろんぱんを求めて１０人位の列を作っていました。
御土産売り場も大混雑でした。
店の中にあったおじいさんの像。
この人は五十嵐貞一という人で、満１０１歳で富士山に登頂したそうです。
富士山五合目簡易郵便局
富士山五合目簡易郵便局は標高２，３０５ｍにあります。
ここでは貯金業務が認可されており、普通預金通帳と１０００円以上の定期預金証書に富士山のスタンプが付いているので富士登山の記念になります。また、外貨の両替も行っています。
尚、開設期間は３月１５日から翌年の１月１５日。
業務内容は、郵便・ゆうパックといった「郵便サービス」と「貯金業サービス」。
郵便サービスが午前８時３０分から午後６時。貯金サービスは午前９時から午後６時までです。
広場にある撮影ポイントと馬車
広場もとにかく人だらけです。
こみたけ売店の壁に記念撮影用のスペースが造られていました。
日本人より、海外からの観光客に人気でしたね。
唯一人だかりが無かったものは馬車でした。
馬車に乗り途中まで行くというサービスでしょう。・・・たぶん料金が高いのだと思いますよ、登山者にとっては？！
右下の写真が登り口です。
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レストハウス展望所からの眺望
富士山の頂上が目の前に見えます。ここまで来ると高さよりも角度のほうに凄さを感じます。
富士山五合目総合管理センター
富士山五合目総合管理センターでは、救護所や休憩室、案内等を行う総合管理等が主な業務みたいです。
臨時派出所も設置されており、事故や事件が発生したときに対応する態勢を作っています。
世界自然遺産の構成資産が全て写真つきで紹介されていました。
「吉田胎内樹型」は普段行くことはできないので、ここで見るといいと思いますよ。
トイレも同じ建物内にあります。
ハイキングコースもあった
五合目の入口に山に登る階段がありました。
「御中道自然探勝路」というハイキングコースです。
全長は約３ｋｍ程で、来る途中にあった「奥庭自然公園」の展望所まで続いているようです。
途中に「天皇皇后両陛下五合目御登山記念碑」が建てられていました。
こけももソフトクリームを食べてみた
こけももは高山植物です。富士山に群生しているみたいです。
味は酸味が強いので普通は砂糖漬や肉料理の添え物などで利用されます。
食べてみたけどそれほど酸味も風味もありません。
チョコバニラにすればよかった・・・
