静岡県中部の秘境「梅ヶ島温泉」の場所と紅葉の見頃
2013-11-20T18:06:09+09:00 2013/11/20
コンヤ温泉から6・7km程、安倍川沿いの29号線を上がると「梅ヶ島温泉」があります。
ここもコンヤ温泉同様紅葉の名所として知られています。
南アルプスを挟んで山梨県との県境にある温泉です。
静岡県というと海のイメージが強く、温泉も伊豆や舘山寺といった比較的海側にある中でこの山深い所にある梅ヶ島温泉はまさに秘境。
その昔は甲斐の武将「武田信玄」の隠し湯として使われたこともあるそうです。
また、幕末から明治にかけては「清水次郎長」や「乃木希典(乃木大将)」も訪れていた記録が残されています。
泉質は「単純硫黄泉」。源泉温度39度c。(参照:wiki)
硫黄泉の特徴は白濁した色と硫黄独特の臭い。効能は皮膚病や婦人病、糖尿病、等。
温泉旅館・民宿は全部で10軒。
他にも日帰り入浴専門の御湯処もあります。
「梅ヶ島温泉」の場所と紅葉の見ごろ・メニュー
スポンサーリンク
「梅ヶ島温泉」の場所・アクセス
地図ではこの位置です。
アクセスはJR静岡駅から梅ケ島温泉行き、しずてつジャストラインバスで約2時間終点まで。
車では東名高速静岡ICから約1時間30分、新東名高速新静岡ICから約50分。
温泉街より大分下ですが、左側に「黄金の湯」という日帰り温泉施設が見えてきます。
この入口も見事な紅葉が見られます。
渓流沿いの紅葉
流石に上流部だけあって山がいっそう迫ってきています。
紅葉は真っ只中。よくもこれだけの色が山に付いたものです。
より狭くなった安倍川渓流沿いの29号線。
その脇にもみごとに赤く染まったもみじの木が何本も生えています。
「梅ヶ島温泉」の見事な紅葉
これが「梅ヶ島温泉」。
南アルプスの麓にあります。
紅葉の見頃は11月の中旬から下旬にかけて。
だいたい上旬には色が付き始めます。
スポンサーリンク
梅ヶ島にまつわる歴史が紹介されている案内看板です。
砂金採りに発見されたとか、仙人に発見されたとかいう説があるそうです。
「おゆのふるさと公園」の紅葉
ここは昭和45年に開設した市営浴場が平成11年の4月に梅ヶ島新田へ移転したことにより、その跡地に造られた施設です。
湯之神社、岩風呂、湯滝等を回遊散策することができ、温泉街を一望できる展望デッキも造られています。
ここの紅葉も見頃です。
まだ青いところもありましたから11月下旬までは続くと思われます。