田舎暮らしブログ

田舎暮らしブログでは、田舎暮らしに役立つ情報やニュース、コラムを発信していきます。田舎暮らしに興味のある方はゆっくりご覧になっていって下さい。



伊豆半島の海水浴場と磯遊び(西伊豆)

伊豆の穴場温泉と無料温泉、混まない海水浴場・西伊豆「石部」

2013-04-26T18:00:51+09:00 2013/04/26

松崎から「道部」交差点を右折し、曲がりくねった道を進み「岩地」を通り過ぎると「石部(いしぶ)」集落があります。

ここは西伊豆町最後の集落となる「雲見」の一つ手前に位置しています。

石部・1

西伊豆「石部」・メニュー

スポンサーリンク


 

石部の海水浴場

さらに進むと海岸線が見えてきます。

ここは岩地と違い136号線沿いにありますからすぐ分かります。

ここは浜が磯につながっているため磯遊びも楽しめます。

石部・2

今はまだシーズン前ですから浜を整備している途中だと思います。奥の海岸に砂が盛られています。

石部海水浴場の海開きは6月下旬です。恐らくその年の状況で多少は前後すると思われますが、だいたい最終日曜日に行われます。

ここは混雑する伊豆の海水浴場の中でも比較的空いています。両側にある「岩地」や「雲見」よりも空いているでしょう。

石部の無料温泉・「平六地蔵露天風呂」

上の写真で見ると道沿いのガードレールが切れる所から、海岸線を手前に道が走っているのが分かると思います。そこを奥に行くと石部の港と防波堤、そしてその脇に無料の露天温泉「平六地蔵露天風呂」があります。

海岸沿いの136号、温泉入り口には看板が・・・

ここを入っていくとトイレと脱衣所(更衣室)、シャワーが付いた露天風呂があります。

石部看板・1 石部看板・2

トイレは比較的大きな建物できれいです。

トイレ

ただし11月から翌年の4月までは寒いため利用することができません。

露天風呂が利用できるのは4月1日から10月31日までの7ヶ月間となります。

スポンサーリンク

看板・石部

下の看板を右に曲がるとすぐみえます。

石部看板・3

白いお蔵ののような建物が男女別々のに分かれた脱衣所で左にはシャワーが設置されています。

石部看板・4 脱衣所

温泉は脱衣所の裏側になります。

石部露天風呂伊 石部露天風呂・2

結構な広さがある温泉です10人以上は一度に入れるでしょう。

以前入ったことがありますが、ぬるめが好きなので私には熱く感じました。

一般的にはちょうどいい温度のうちに入るのだと思います。

この温泉は石垣で組んであるだけで両側は壁がありません。本当の露天風呂です。

そのため水着に着用が許されています。また、男女に分かれていませんので必然的に混浴なのです。

ちなみにこの温泉は100%かけ流しで24時間開いていますのでいつでも利用できます。

ただ、地元住民の協力により管理されているので汚さずにきれいに使うようにしましょう。

スポンサーリンク

駐車場

駐車場は温泉の入り口と港にあります。

海水浴シーズンは有料になるかもしれません。

駐車場・2 駐車場1

「平六地蔵露天風呂」の泉質と効能

泉質は食塩泉。正確には「ナトリウム・マグネシウム(カルシウム)-塩化物泉(旧泉質名は含塩化土類食塩泉)」となるそうです。

これは食塩が温泉に含まれており、なめると塩辛く感じます。

食塩系の温泉の特徴は汗の蒸発を防ぐ効果があるため、上がっても湯冷めしにくいことです。殺菌効果もあるみたいです。

効能はリウマチ性疾患、神経痛、筋肉痛、運動器障害、創傷、慢性湿疹等が挙げられます。

 「平六地蔵露天風呂」・名前の由来

名前の由来ですがいろいろ調べて見ると、大昔子どもを波にさらわれた「平六」という人からこの名前を付けているそうです。

子どもが波にさらわれた後、平六さんは奇跡を信じて毎日岩の上に座って海を眺めていたと言われます。

そのとき座っていたところには今ではお地蔵様が設置されています。

このお地蔵様は露天風呂の岩壁の上にあります。

地蔵

今では海上の安全と豊漁祈願、子どもの厄除けとして祀られいると聞きます。

スポンサーリンク

 石部の民宿と観光名所・祭り

石部温泉は町の真ん中を上に上がった所にあります。案内の看板がありますのですぐ分かります。

石部温泉・看板

現在20件程の民宿があります。

どの民宿でも地元で上がった新鮮な魚介類や地元食材で作られた郷土料理などが振舞われ、観光客に喜ばれています。

民宿看板

石部の棚田

石部は村の入り口は比較的狭いのですが、奥は意外に長くなっています。

村を過ぎると山間部は「棚田」になっています。

この棚田は結構有名で、以前は「棚田百選」の候補にも挙がったそうです。しかし、休耕地が多いため最終的には選定されなかったみたいです。

しかし今ではNPO法人や地元民等の協力により、棚田オーナー制度や体験農業等を導入し保全活動が盛んに行われています。

そしてその成果も確実に実り、多くのオーナーが見つかり「しずおか観光大賞」も受賞しています。

大地曳網祭り

毎年7月の第一日曜日に石部海岸で地曳網の引き上げが行われます。漁船のパレードや太鼓演奏等があって結構賑やかです。

捕れた魚はその場でバーベキューにしてもらえます。ちなみに参加費は無料です。

石部の魚釣り

石部では下記のような釣りが楽しめます。

  • 堤防での五目釣り・・・季節によりアジやサバ、イワシ、イナダ(ワカシ・ワカナゴ)、アオリイカ、メジナ、クロダイ、シロギス等が狙えます。特にアオリイカのシーズン(4~7月上旬)は賑わいます。
  • ボート釣り・・・貸しボートは「ひなつけキャンプ場」という所で貸してくれます。以前「まるとく」とか「あさかぜボート」がありましたが今はここだけらしいです。念のため他も調べて見て下さい。
  • 船釣り・・・釣り船は無いようです。船を持っている民宿にお願いすれば可能かも知れません。それか「雲見」の船宿を利用する手もあります。
  • 渡船での磯釣り・・・石部からは渡船が出ていません。岩地同様松崎町から「まつざき丸(大石釣り案内所)」を利用することになります。ちなみに渡船で行く磯は「磯割り」というものがあり、石部から岩地の間にある磯は松崎丸の領域になります。

参照先

 関連記事

スポンサーリンク

-伊豆半島の海水浴場と磯遊び(西伊豆)