西伊豆小下田の沖磯・「高島」「中ノ島」「大島」
2014-03-11T18:00:44+09:00 2014/03/11
小下田は温泉や金山で知られる土肥と、黄金崎がある西伊豆町宇久須の中間に位置します。
平成の大合併により今は伊豆市に属します。
ここ小下田や土肥、宇久須付近は磯釣り、船釣りともに西伊豆きってのメッカです。
沖磯は宇久須港を中心に下磯、上磯に分かれており、どちらにも一級磯と呼ばれる好釣り場が点在しています。
釣り物は季節により、メジナ、イシダイ、マダイ、イサキ、アオリイカ、ブダイ、モロコ、青物(アジ、サバ、カツオ類、イナダ)等。
アクセスの面でも、伊豆の玄関口沼津インターからであれば、平成14年2月に伊豆縦貫自動車道が函南町まで開通していますから早朝なら1時間はかからないと思います。
渡船屋は3軒。
宇久須港から「とびしま丸」。小下田港(米崎)から「金二丸」。
そして、宇久須港の近くの「浜の屋」という民宿でも磯渡しをしているらしい・・・
磯割りは全ての磯が対象になってはいないようです。
上磯の飛島と高島等、一部の磯が日替わりで割り当てられるようです・・・?!
小下田の沖磯・「高島」「中ノ島」「大島」・メニュー
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小下田の場所・アクセス
小下田は駿河湾や富士山が一望できる景勝地、恋人たちの聖地とも呼ばれる「恋人岬」があることで知られていると思います。
この恋人岬先端に行くと、下の海岸に幾つかの沖磯が見えます。
地図では下の位置です。
アクセスは伊豆縦貫道などを通り、136号線を道なりに南下して行きます。
途中から船原峠を越えれば土肥に出ます。後は海岸線を走るだけ・・・
136号線の通り沿いに渡船屋の看板が出ています。
「金二丸」は小下田港(米崎)からの出船。船宿の看板の横に港に向かう道があります。
「とびしま丸」は通り沿いにある事務所で出船名簿を書いてから、出船場所の宇久須港に向かいます。
尚、出船時間は季節により違いますので、事前に船宿のほうに確認したほうが良いでしょう。
「高島」の写真
上磯の中でも北側に位置します。島は大きく高さがある。「飛島」とともに小下田の1級磯です。
写真は中央付近から沖側を撮ったもの。
写真はクリックで拡大。
南側下に見えるのが「中ノ島」。ここの水道も魚は付いているそうです。
右下は船付け場付近。水深は10mから少し沖で12~15m。
北側はワンドになっておりその先に見えるのが地磯の「廻り崎」。内側にも沈み根が点在しています。
沖向きの際はこのように切り立っているので、真下を狙うのも面白そうです。
「中ノ島」の写真
「高島」と水道を挟んですぐ南側にある比較的低い島です。下の写真は中央付近です。
先端に行くには尾根みたいな所を通っていきます。先端は足元で7・8m。潮通しは良さそうです。
左下が船着場。水深はたしか6・7mだったと思います。右下は裏側です。ここも沈み根が点在しています。
南側に見えるのが「ビシャゴ島」。
北側は高島との水道。水道は真ん中付近に大きな沈み根があります。
「大島」の写真
大島は上磯の中程、陸側に位置する大きな磯。
一見地磯みたいですが、裏側は海岸と少し離れています。
左下の写真は船着場、右側に根があります。足元で7・8m位。
船着場の左側は無名磯が点在していますので、少しのうねりでサラシだらけになります。
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左下の写真は島の中央付近から船付場のほうを見たもの。右下は中央付近の際です。
大島の北側は入り江になっており、ここにも大小様々な沈み根が点在していました。
右下の写真が島の裏側です。
「タイ(鯛)島」・「飛島」・「ヤタガ」・「コマシ島」・「ムギネ(麦根)」・「中女郎」・「沖女郎」
「タイ島」
大島の少し沖にあるのが「タイ(鯛)島」。凪が良いときでなければ渡れません。
奥に見える蟹のハサミみたいな磯は「ハサミ島」です。
「飛島」
小下田の磯で最も沖に位置する島。潮通しも良く1級磯として知られています。
「ヤタガ」
タイ島、ハサミ島より南側に位置する比較的大きな島です。
「コマシ島」・「ムギネ(麦根)」
宇久須港を出て北側に少し向かったところにある湾(小峰湾)にある磯。
左下が「コマシ島」。右下は小峰湾最大の「ムギ根」。
「中女郎」・「沖女郎」
宇久須港から出た最初に見えてくる島郡。
沖側から「沖女郎」、「中女郎」、「女郎島」。真ん中の「中女郎」が良いらしい。
左下が「中女郎」。右下は「沖女郎」。