田舎暮らしの準備
2015-03-28T14:38:22+09:00 2015/03/28
まず何から始めたらいいのか?!
田舎暮らしをしたいといっいても、何から始めたら良いのか分からないという方もい多いのかも知れません。漠然とした希望を持っていたとしても、なかなか事が運ばないのは何についても同じことだと思います。
中には、旅行で訪れた地の景色に惚れ込んだり、地域の人とたまたま交流が生まれ、付き合っているうちにその地に移住したいと思うような方もいるかと思います。
偶然空き家や売り地を見つけ、そこで暮らしたくなったような人もいるようですし、テレビや雑誌で農業や伝統漁業の後継者を募集しているのを見つけ、そこから興味が膨らんでついには現地に移住したような人も居られるようです。
又、釣りやスキー、サーフィンなどの趣味をしたくて移住した人や、民宿や飲食店、観光業を目指して移住したといいう人も少なくないでしょう。
いずれにしてもきっかけは必要です。
きっかけが見つかったら、その地の情報を収集してとりあえず現地に行ってみるというところから始める必要はあると思います。
納得するまでその地のことを関係機関などで調べあげ、その上で移住地を決定します。そして、必要な材料や道具、資金、等を準備し、今の生活拠点を整理し、渡航準備にかかるということになると思います。
田舎暮らしを開始するための要点
どのようなきっかけや目的で田舎暮らしに興味を持つかは人それぞれだと思いますのでそれについては割愛します。
ただ、情報収集や準備などはある程度共通したところがあると思いますので、それを取り上げてみたいと思います。
情報収集
気になる地域を見つけたらインターネットや情報誌などで必要な情報を調べます。
自治体によっては、田舎暮らし説明会や田舎暮らしセミナーなどを主要都市で行っていますので、参加してみるのも良いかと思います。又、地域物産展でもある程度必要なことは聞けるかもしれません。
説明会などを行っていない地域の情報は、役場やNPO、支援団体などに電話やメールなどで問い合わせることが必要です。
ここで問い合わせをする事項は、一般的な相談や問い合わせの他に具体的な移住支援や農業を目指すなら就農支援なども聞くようにしましょう。
幾つかの候補地がある場合、比べるという意味でも同様の問い合わせをしたほうが良いと思います。
下見
気になる地域を絞り込んだら、実際に現地に行って見ましょう。
土日や祝日の都合の良いときに行くというのも良いのですが、自治体によっては定期的に「下見ツアー」を行っているようなところもありますので、それらを利用するというのも良い方法です。
日帰りでは旅行気分がどうしても抜けませんので、出来ることなら数日過ごしてみるといろいろ見えてくると思います。又、観光名所があるような地域はオフシーズンに行って見ることも必要です。
特に海外に移住しようとしている人は、一定期間ロングステイをしてみることはかなり重要です。
現地で仕事を探す必要がある人は事前にネットで調べるのも必要ですが、現地にしかない求人募集を下見し可能であれば職場を決めてくるというのも有りかと思います。
病院や診療所にはどのような医療サービスがあるのか、学校までの距離なども調べましょう。商売をする人は、現地の仕入先や申請事項、宣伝方法、等も調べたほうがいいでしょう。
又、できることなら何回か現地に行った際、地域の人と交流を深めていけば、移住後に何かと好意的にお付き合いをしてくれる思います。
2回目にお会いするときはおみやげを忘れずに持っていきましょう。
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物件探し
家を買うのか、借りるのか、又は土地を購入して家を建てるのか、自分の予算と照らし合わせできるだけ希望に沿った物件を探しましょう。
又、近所にどんな人が住んでいるのか、近所との共有部分や境界線はどうなっているかなど、トラブルになりそうなことは事前に把握しておくことが大切です。
中には、せっかく家まで建てたのにご近所と折り合いが悪くなって引越してしまった人もいます。
何らかの自営を開業したいのであれば、現地の物件の下調べやマーケティングを行います。物件は相場価格や立地、抵当権の有無などを調べ、慎重に決定するということは言うまでもありません。
現在の住居の処分
今現在の住まいがアパートや借家では、移転手続きをして引っ越せばいいのですが、不動産を所有している場合はそう簡単にはいきません。
思い切って処分するのもいいのですが、需要があるなら貸家にしたほうがいいと思います。
その場合、将来そこに住む予定がないのであれば、通常の賃貸借契約(普通借家契約で良いのですが、いずれ戻って来るつもりがあるのならとりあえず定期建物賃貸借契約(定期借家契約)にしておけば、契約期間が終了した時点で明け渡しを請求することが可能になります。
なおこの場合の契約期間は自由に決めることができます。
現地での生活を開始するときの注意点
かなり入念に下調べや準備をしてきても、見落とす点はあると思います。
それは仕方ないとは思いますが、逆に考えれば戸惑うことがあればあれほど、それを何とか解決していけば現地での自分の生活力が付くというものです。
今まで見落としてきたような不便もこの先感じると思いますが、そのつど自分で何とかしていかなければならないし、周りが親切だかといっていつまでも人に頼ってばかりはいられないと思います。
基本的に田舎は、「Do It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)」自分でできることは自分でやる精神が大切です。
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仕事・住まい・生活。
生半可な気持で田舎に行っても、失敗してしまうことが少なくありません。
失敗することのほうが多いといっても過言ではありません。
田舎で移住するには、なによりも情報の収集が重要なのです。
なかには信じられないほどお得な移住支援が実施されている自治体もあります。
そこで、UIターン・移住・定住支援・シングルマザーの移住・定住総合支援、ハローワークの求人情報などを収集し、しっかりと準備を行いましょう。
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